孫の小学校入学はぐらんまにとって一大イベント!
あの小さかった赤ちゃんが学校へ通うのですから。
その通学のお供、ランドセル選びはとても大切です。
最近では購入時期も早くなっています。
ぐらんまからプレゼントするのであれば選び方も知っておきたいところ。
今回はランドセルを買う時期と選び方のポイントについてまとめました。
ランドセルを買う時期
ほとんどのメーカーが幼稚園年中時の3月中には販売を開始します。
年中の終わりからちらほら買い始めるご家庭がでてきます。
年長になったころから夏までには注文を終えているご家庭も多くなってきました。
ランドセルを買うために
- カタログを取り寄せる
- 展示会に行く
などの行動を「ラン活」というそうです(私は今回初めて知りました)。
この「ラン活」を開始する時期は年々早まっていて、
2025年入学(現在の年中組)向けカタログ請求の申し込みが始まっています。
カタログ発送開始時期は12月から翌年2月まで各メーカーでさまざまです。
※( )内はカタログ発送開始時期
- 「ARTIFACT」(2024年2月以降)
- 「池田屋」(2024年1月上旬)
- 「鞄工房山本」(2024年2月上旬)
- 「グリローズ」(2024年2月上旬)
- 「黒川鞄」(電子カタログ:2024年1月配信)
- 「セイバン」(2024年2月以降)
- 「土屋鞄」(2024年2月上旬)
- 「羽倉」(2023年12月22日頃から)
- 「フィットちゃん」(2024年2月上旬)
- 「ふわりぃ」(2024年2月中旬)
- 「萬勇鞄」(2023年12月中旬)
年中さんからランドセルのことを考えるなんてちょっと驚きました。
その昔、私が子供にランドセルを買ったのは年長さんの冬くらいだったような…
カタログ請求時期やランドセルを買う時期はパパママがわかっていればいいのでしょうが
ぐらんまたちも一応現状は把握しておきたいですね。
いくつかのメーカーを見比べるには「紙カタログ」の方が便利ですね。
孫たちと一緒にカタログを見てワイワイするのも楽しそう♪
ランドセルを選ぶポイント
ランドセルの選び方に欠かせないいくつかのポイントをご紹介します。
ランドセルを選ぶポイント1「素材」
素材は大きく以下の3種類に分けられます。
- 人工皮革
- 本革
- コードバン
人工皮革
人工皮革で有名なのは「クラリーノ」です。
「クラリーノ」以外では「コードレ」や「タフガード」「ベルバイオ5」などがあります。
軽くて水に強いのが特徴です。
染色や刺しゅう・ステッチがしやすいのでデザインが豊富です。
本革
一般的には牛革です。
使い込んでいくうちに出てくる風合いと耐久性の高さが特徴です。
以前に比べてカラーバリエーションも豊富になりました。
コードバン
コードバンとは馬のお尻の部分の革、厚さ2ミリのコードバン層の繊維質を削り取ったもので、「革のダイヤモンド」と呼ばれる最高級の素材です。
牛革よりさらに耐久性に優れています。
本体全部がコードバンか、かぶせのみがコードバンかでランドセルの価格が変わります。
簡易比較表
3つの素材を簡単に比較すると以下のようになります。
耐久性 | 耐水性 | 重量(g) | |
人工皮革(クラリーノなど) | △ | 〇 | 1000~1300 |
本革(牛革) | 〇 | △ | 1300~1500 |
コードバン(馬のお尻の革) | ◎ | △ | 1400~1500 |
ランドセルを選ぶポイント2「デザイン」
デザインも選ぶポイントとしては重要ですね。
かぶせ(ふた)
ランドセルのふたの部分を「かぶせ」といいます。
かぶせには「全かぶせ」と「半かぶせ」の2種類があります。
- 全かぶせ:昔ながらの前面をすべて覆い下側で留めるタイプ
- 半かぶせ:前面に留め具がついているタイプ
私はまだ実際に半かぶせのランドセルを見たことはなく、少数派の印象です。
ヘリ
ランドセルの背中に当たる部分と側面を縫い合わせた出っ張りを「ヘリ」といいます。
「ヘリ」のあるものを学習院型と呼び
「ヘリ」のないものをキューブ型と呼びます。
「ヘリ」がある方が強度は増しますが、同じ外寸の場合「ヘリ」の分だけ内寸に差が出ます。
つまり同じ外寸ならキューブ型の方が「ヘリ」の分だけ内寸が大きいということになります。
ランドセルを選ぶポイント3「軽さ」
1年生の小さな体に背負うのですから軽い方が負担が少ないです。
が、「軽い = 耐久性がない」とも言えます。
軽さと耐久性のバランスが大切ですね。
可能なら実際に背負ってみるのがおすすめです。
ランドセルを選ぶポイント4「アフターサポート(修理)」
どこも「6年間保証」となってはいますが「無償」の範囲に差があります。
「池田屋」「グリローズ」「セイバン」「土屋鞄」「羽倉」
「ARTIFACT」「黒革鞄」「フィットちゃん」「ふわりぃ」「ララちゃん」
同じ不具合でもメーカーによって無償か有償か違うので、ランドセル選びの基準のひとつになります。
私の孫は兄弟で「池田屋」のランドセルを使っています。
購入の決め手は「破損の理由は問わず無償」であること。
兄のランドセルを買う時に「やんちゃな弟に壊される可能性がある」と考えたようです。
結果的に弟は兄のランドセルを壊すことなく2年後自分のランドセルを手に入れました。
1年生の間だけつける黄色いランドセルカバー、
兄はきれいなまま使い終えましたが、弟は2学期でもう傷だらけでした(笑)
ランドセルを選ぶポイント5「本人の希望」
いや、これが一番大事!
なのですが…本人の希望だけを優先するのは少し危険…なので5番目にしました。
自分の感覚を正しい言葉で表現するのはまだ難しいかな?と思います。
とはいえ、本人のモノなのできちんと希望は聞いてあげたいですね。
そのうえで
- 「こっちの方が大きいものが入るよ」
- 「こっちのほうがこわれにくいよ」
等のアドバイスをしてあげるのがいいかもしれません。
一番の主張は「色」かな?
まとめ
ランドセルを買う時期と選び方のポイントについてのお話でした。
ランドセルを買う時期は年々早まってきています。
カタログの取り寄せは年中さんの時に始まります。
選び方のポイントは
- 素材
- デザイン
- 軽さ
- アフターサポート(修理)
- 本人の希望
です。
6年間使うので慎重に、本人のお気に入りとなるモノを選びたいですね。
番外編:海外有名ブランドランドセル
ひと味違ったランドセルをお探しの方は海外ブランドも選択肢のひとつです。
ブランドならではのおしゃれなデザインがたくさんあります。
バリエーションや色展開も豊富なので、お気に入りのデザインに出会えるかもしれません。
こちらのショップは
を取り揃えています。
すべてのランドセルを国内の老舗ランドセル工場で生産。
肩ベルトや背当てなどのほつれが出やすいパーツは、熟練の職人たちがひとつひとつ手縫いで補強しているので安心です。
ここでも大切にしたいのは本人(孫)の希望です。
入学前の子供に「海外ブランド」はわからないでしょう。
周りがそのブランドのものを「持たせたい」からではなく、
本人が「欲しい」かどうかが主軸になる選び方をしたいですね。