「孫が1歳になる」
これはもう感慨無量です。
パパとママは親として1歳!
よくがんばりました~♪
私は孫にもパパにもママにも
「おめでとう」と「ありがとう」を伝えたい気分でした。
1歳のお祝いには様々なものがあります。
定番は「一升餅」ですね。
最近は「一升パン」や「一升米」など種類が増えてきました。
それらを入れて背負うための「リュック」もセットで販売していたりします。
また「選び取り」や「スマッシュケーキ」などのお祝いも1歳の誕生日ならではのものです。
この記事では「1歳のお祝い」にまつわる行事をご紹介します。
一升餅
「一升餅」とは一升(10合・約1.5kg)のお米で作った丸餅のことで1.8kgくらいの重さです。
1歳の誕生日に「一升餅」を背負わせる伝統行事があり
*一生食べ物に困りませんように
*一生健康でいられますように
*一生円満に過ごせますように
という願いが込められています。
一升餅を「背負わせる」以外に
- 一升餅を踏ませる
- 一升餅を抱かせる
- 一升餅に尻もちをつかせる
など地域により様々な方法があります。
基本的には「ひとつの丸餅」ですが、最近では
- 紅白2個セット
- 小分け
- ハート型
- あんこ入り
など、いろいろなバリエーションがあります。
「名入れ」サービスも一般的になってきています。
一升パン
最近人気があるのが「一升パン」!
「一升パン」とは、一升のパン生地で焼き上げた直径30cmくらいの丸型のパンのことです。
「一升餅」は食べ切るのが難しい場合もあるため、お餅より食べ切りやすい「一升パン」は人気です。
パンの種類はフランスパンの一種「カンパーニュ」(大きな丸いパン)が多いですね。
こちらも名入れが主流です。
手作りに挑戦するママもいます。
ただし、手ごね+家庭用オーブンで「一升」はかなり大変なので、0.5升のパンをふたつ作る方が現実的なようです。
一升米
これはもうその名の通りお米一升ですね。
「一升餅」「一升パン」に比べると断然用意しやすい!
そしてイベント後の消費も断然楽ですね。
おしゃれなパッケージのものや小分けされたものなどいろいろあります。
ベビーリュック
今までご紹介してきた
- 一升餅
- 一升パン
- 一升米
などは、本来風呂敷に包んで斜め掛けに背負わせる(首に負担をかけないため)のですが、近年ではリュックを使うことが増えてきました。
名前入りのベビーリュックは「ファーストリュック」としてプレゼントに最適。
「ファーストリュック」は出産祝いや初節句の時にも喜ばれます。
1歳のお祝い時にはすでに持っている可能性もあるので確認しておきましょう。
選び取り
「選び取り」とは、
少し離れた場所に、職業や才能を表す数種類のアイテムを置き、何を選び取るかを見守る古くからある行事です。
実物を置く場合もありますし、アイテムの絵が描かれたカードを置く場合もあります。
選び取りカードには
・「一升餅」などとセットで売られているもの
・テンプレートが無料でダウンロードできるもの
などもあります。
選び取りのアイテムには様々な種類があってそれぞれに意味があります。
以下は定番モノの6種類です。
【お金】お金持ちになる・お金に困らない・玉の輿に乗る
【筆】勉学の道に進む・学者や文筆家になる
【そろばん】商売上手になる・計算が得意になる
【箸】食べ物に困らない・料理人になる
【はさみ】手先が器用になる・美容師やデザイナーになる
【定規】几帳面な性格になる・大きな家を建てる
近年、職業を占う意味でもう少し具体的なアイテムを用意することも増えてきました。
たとえば…
【楽器】音楽家になる・音楽関係の仕事に就く
【鏡】おしゃれになる・ファッション関係の仕事につく
【ボール】運動神経が良くなる・スポーツ選手になる
【風船】世界に通用する人になる
【スマートフォン】IT関係の仕事につく
【聴診器】医者になる
【工具】大工やエンジニアになる
他にもいろいろ考えられそうですね。
スマッシュケーキ
「スマッシュケーキ」とは、
1歳の誕生日に行うアメリカ発祥のイベントです。
1歳の誕生日を迎えた子の目の前にケーキを置き素手で自由に食べてもらいます。
手づかみでほおばる様子を愛でるのです♪
「スマッシュケーキ」を手作りするママも増えています。
赤ちゃんが食物アレルギーを持っている場合は手作りの方が安心ですね。
クリームだらけの赤ちゃんが動き回るので
床にシートを敷くなどして防護した方がいいかもしれません。
まとめ
1歳のお祝いにまつわるあれこれをご紹介しました。
私は「一升餅」を背負って泣きながら歩く孫を2回(ふたり)見ました。
1歳児に2kgはなかなかの重さですから。
夫はそんな孫を見て「かわいそうだ」と半ば怒っていました。
「一升パン」にも驚きました。
ほんの数年でいろいろなものが出てきますね。
「選び取り」は知らなかったのでやりませんでしたが
もしやっていたら何を選んだかなぁ…気になるところです。
お孫さんの1歳のお祝い☆
どうぞ楽しいお時間を♪