孫が生まれて100日が経ちました。
あっという間ではなかったですか?
私は孫が日に日に成長する姿に命の力強さを感じました。
と言っても、同居ではありませんので、送られてくる写真でその成長を知るのが楽しみでした。
この時期のお祝いといえば「お食い初め」です。
私の幼いころのアルバムにも「お食い初め」らしき写真がありました。
私の子供たちには「お食い初め」の真似事程度のお祝いをした記憶があります。
私たち夫婦(および実家)はどちらも古くからのお祝い事に疎く、ある意味気が楽でした。
同居していた義母は大正生まれでしたが「お食い初め」を知りませんでしたよ。
今はネットでなんでも調べることができてうらやましい反面大変だなぁと思います。
今回は「お食い初め」にお呼ばれした場合のお祝いの相場やプレゼントについてのお話です。
一般的な「お食い初め」のやり方やマナーもご紹介しますね。
やるやらないは別にして、知っていて損はないと思います。
「孫のお食い初め」お祝いの相場は?
ぐらんまからのお祝いの相場は「1万円前後」が一般的です。
お呼ばれの場合は食事代の意味合いもあるので、場所によって検討するといいと思います。
赤ちゃん(孫)の自宅でやるのであればお祝い金は「5千円」くらいで一緒にプレゼントを渡すのもいいかもしれません。
パパママどちらの実家も招待されているなら足並みをそろえるのもいいですね。
お祝い金はのし袋に入れて(できればお食事の前に)渡します。
水引は何度あってもよいお祝い事に使われる「紅白の蝶結び」のものにしましょう。
表書きは
- 御初膳祝
- 祝初御膳
- 祝御食初
などが一般的ですが、「御祝」や「お祝い」でも大丈夫です。
最近は様々な種類が売られているので、水引さえ間違えなければかわいいのし袋でもいいと思います。
ぐらんまからのプレゼントは?
「お食い初め」の時にプレゼントを渡すという決まりはありませんが
お呼ばれされた場合は手土産として持っていくのもいいと思います。
- 「お食い初め」にちなんで「ベビー食器」や「スタイ」
- 安定の「おもちゃ」や「絵本」
- いくらあっても困らない消耗品の「おむつ」や「手口拭き」
などなど、いろいろ選択肢がありますね。
「お食い初め」にちなんだ商品をいくつかご紹介します。
【人気の「10mois(ディモワ)」mamamanmaグランデセット】
これはプレゼントはもちろん、孫が遊びに来た時のために自宅用で持っていてもいいですね。
【北欧産のブナの木でつくられた食器セット】
ウサギのプレートがかわいいですね。ナチュラルで長い期間使えます。
【ベビービョルンのシリコンスタイ】
サイズ調整が無段階なのはうれしいですね。
いっそお食い初めのお料理を贈ってしまうというのもアリ?とは言っても、サプライズには向きませんのでパパママに事前連絡は必要ですね。
こちらは、鯛の本場明石で創業50年、年間20,000人が訪れる、西明石ホテルの日本料理「ぜんさく」自慢の味が家庭で気軽に味わえるお祝い膳。
届いたらお吸い物を温めるだけで準備完了!ママの準備が断然楽になりますね~
「歯固め石」や「お食い初めの手順書」付きで戸惑うことなく進められます。
明石めで鯛やの幸せお食い初めセット(100日祝いセット)この他にもいろいろあるのでこっそりご自身で試すのもアリかもしれませんね…フフフ
めで鯛幸せの鯛しゃぶセット(2~3人前) 明石めで鯛や人気商品詰め合わせギフト 幸せの鯛めしセット「お食い初め」のやり方は?
ざっくりと「お食い初め」についてお話しますね。
「お食い初め」とは生後100日に行うお祝いで、平安時代から続く歴史ある行事です。
「一生食べ物に困ることなく健やかに成長するように」という願いを込めて、お祝いの料理を赤ちゃんに食べさせる真似をします。
- メニュー:一汁三菜
- 器:お椀・漆器や素焼きのもの、お箸・柳の白木
- 歯固めの儀式:「歯固め石」を用いて石のように丈夫な歯が生えてくることを願う
順番に説明します。
「お食い初め」のメニュー
「お食い初め」のメニューは「一汁三菜」で、それぞれが生きていくうえで必要なもの(食材)を表現しています。
- 穀物(赤飯)
- 海のもの(焼き魚)
- 山のもの(煮物)
- 飲みもの(汁物)
- 塩(香の物)
*穀物*
「穀物」は縁起が良いとされているお赤飯を用意するのが一般的ですが
地域によっては白いご飯や栗ご飯を用意するところもあります。
*海のもの*
「海のもの」は一般的には焼き魚で鯛を用意します。
(「鯛」という決まりはありません)
*山のもの*
「山のもの」は煮物を表します。
にんじんと大根で紅白を表現したり、すくすく育つようにと筍を用いたりします。
他にも、先を見通せるようにと穴の開いた蓮根を入れたり、かぼちゃの飾り切りで亀の甲羅を表現したりもします。
*飲みもの*
「飲みもの」はハマグリのお吸い物が一般的です。
「お吸い物」には吸う力が強くなるようにという願いが込められています。
*塩*
「塩」は生きていくうえで欠かせないもので、お漬物を表しています。
お漬物を「香の物」と呼び「幸せ(こう)」にかけていると言われています。
「多幸(たこう)」とかけてタコの酢のものや縁起の良い紅白なますを準備することもあります。
「お食い初め」の器
「お食い初め」には
- お椀:漆器や素焼きのもの
- お箸:柳の白木(末広がりの意味が込められた八寸(約24cm)の長さ)
を使用するとされています。
漆器は
- 男の子用:朱塗り
- 女の子用:外側が黒塗り、内側が朱塗り
が正式です
「お食い初め」の方法(順番)
用意したお料理を食べさせる真似をします。
食べさせる人はその場の年長者というのが古くからの風習でしたが、最近はそこまでこだわってはいないようです。パパママが食べさせたり、みんなで順番に食べさせたりもアリですね。
食べさせる順番は基本的に「ごはん→お吸物→ごはん→おかず」を繰り返します。
一汁三菜の場合
「ごはん→お吸い物→ごはん→お魚→ごはん→お吸い物」×3→歯固めの儀式
副菜(煮物・香の物)も使う場合
「ごはん→お吸物→ごはん→お魚→ごはん→お吸物→ごはん→煮物→ごはん→お吸物→ごはん→香の物→ごはん→お吸物→ごはん→歯固めの儀式→ごはん→お吸物」
孫(赤ちゃん)が主役です。
嫌がったら中断(あるいは中止)してもいいと思います。
「願いを込めてみんなで楽しく」が大切だと思います。
次は、食べさせる順番の中にあった「歯固めの儀式」についてです。
「歯固めの儀式」
生後100日頃、つまりお食い初めの時期は、孫(赤ちゃん)の歯が生え始める時期でもあります。
「歯固めの儀式」とは「赤ちゃんに石のように丈夫な歯が生える事を願う」もので
「歯固め石」を使用します。
歯固め石の入手方法
歯固め石にはいくつかの入手方法があります。
- お宮参りの時に神社から授かる
- 神社の境内の小石を借りる(儀式後に元に戻す)
- 近くの河原や海辺で小石を拾う(儀式後に元に戻す)
- 通販サイトで購入する
神社の小石をお借りしたり、河原や海辺で小石を拾った場合は、必ず煮沸消毒してから使用しましょう
「歯固めの儀式」やり方
- 歯固め石にお箸で軽く触れる
- 歯固め石に触れた箸を孫(赤ちゃん)の歯茎にそぉ~っとつける(丈夫な歯が生えるように願いを込めて)
まとめ
孫のお食い初めについてのお話でした。
あっという間に成長していく姿がまぶしいときですね。
家族みんなでその成長を大切にしていけるといいなぁと思います。
どうぞ楽しい時間をおすごしください♪