孫が1歳になるまでには様々なお祝い事があります。
古くから続いているものから近年始まったものまでいろいろです。
今回はそのお祝い事についてまとめてみました。
私はこれらのお祝いをやるやらないの主導権は「パパママ」だと考えています。
実際私も全部やったわけではありません。
ぐらんまたちにとって孫のお祝いの予備知識として参考になれば幸いです。
誕生
初孫誕生ならこの日がぐらんま記念日ですね。
私は2010年春にぐらんまの仲間入りしました。
初めて孫の顔を見た瞬間は今でもよく覚えています。
お祝いを現金で贈るなら熨斗(のし)付き・水引は蝶結びのご祝儀袋で…
あまり堅苦しく考えなくても、今は出産祝い用のかわいいご祝儀袋がいろいろあります。
モノを贈るときはパパママに何が欲しいか聞いた方がいいかもしれませんね。
こちらも熨斗(のし)をつけましょう。
お七夜(命名式)
お七夜とは、赤ちゃんが生まれた日を1日目として7日目に行うお祝いのことです。
「命名式」とも呼ばれ、名前を披露する日でもあります。
昔は「赤ちゃんが7日間生きる」ということがとても大変だったことから
「赤ちゃんが無事7日間生きられたことを祝う」というもので平安時代から続いています。
家族で祝善をいただき、命名書を飾ります。
命名書はお宮参りまでの約1か月飾ることが多いようです。
私の友人は孫が小学校に入学した今でもリビングに命名書を飾っています。
最近はアルファベット表記の命名書もあるんですね~かわいい♪
お宮参り
お宮参りは「初宮参り」「初宮詣」とも言い、神社を参拝して無事に誕生したお礼と健やかな成長を願います。
生まれた土地の守り神様へのご挨拶なので、遠方の有名な神社ではなく自宅近くの神社にお参りします。
男の子は生後31~32日目、女の子は生後32~33日目に行うのが正式です。
とはいえ、暑い時期・寒い時期に赤ちゃんを連れだすのは心配だったり
ママのコンディションがまだ整わないこともあるでしょう。
季節や体調に合わせて無理のないように考えていいと思います。
お参りには
- 通常の参拝と同じくお賽銭を入れてお祈りする
- ご祈祷を受ける
というふたつの方法があります。
お食い初め
生後100日目に行うお祝いです。
「食べ物に困ることなく健やかに成長するように」という願いを込めて、お祝いの料理を食べさせる真似をします。
古くから伝わるお祝いなので正式を追い求めるといろいろな決まりがあります。
ここでは基本的なお祝いのスタイルをご紹介しますが、
あまり形式にとらわれなくてもいいのかなぁというのが個人の感想です。
お食い初めのメニュー
お料理は「一汁三菜」
- 赤飯_穀物
- 焼き魚(鯛)_海のもの
- 煮物_山のもの
- 汁物_飲み物
- 香の物_塩
各料理が生きていくうえで必要な食材を表現しています。
お食い初めの食器
お椀は漆器や素焼きのもの、お箸は柳の白木を使用します。
漆器は、男の子用は朱塗り、女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗りが正式です。
日常生活ではあまり活躍の場がない食器なので、レンタルしたり、ベビー食器で代用したりもします。
それぞれのご家庭のスタイルでお祝いできればいいと思います。
歯固め
お食い初めの時に「歯固め」の儀式を行います。
「石のように丈夫な歯が生える事を願う」もので「歯固め石」という石を使います。
歯固め石は
- お宮参りの時に神社から授かる
- 神社の境内の小石を借り儀式後に元に戻す
- 近くの河原や海辺で小石を拾う
- 通販サイトで購入する
などの方法で入手します。
ハーフバースデー
もとは欧米の習慣で近年日本でもさかんになってきたお祝いで生後6ヶ月を無事に迎えたことを祝うものです。
私は3番目の孫の時に初めて知りました。
「イマドキは半年ごとにお祝いするのか~こりゃ大変だ!」と驚きましたよ。
実際はそんなことはなく生後6ヶ月だけでホッとしました(笑)
お祝いの方法も
- 壁面を飾り付ける
- 「寝相アート」の写真を撮る
- 「離乳食ケーキ」を作る
などといろいろあるようです。
新しいお祝いだけにこれから変化しながら浸透していくのではないでしょうか。
初誕生日
1歳の誕生日は「初誕生日」と呼ぶそうです(知りませんでした)。
「一升餅」や「選び取り」など特別なお祝いがありますね。
生まれて1年、様々なお祝い事がありましたがここで一区切りです。
まとめ
孫が1歳になるまでのお祝いをご紹介しました。
- 誕生
- お七夜(命名式)
- お宮参り
- お食い初め
- ハーフバースデー
- 初誕生日
それぞれのお祝いをそれぞれのご家庭の環境に合わせてお祝いするのが一番です。
楽しい時間が過ごせますように☆